旅行や出張の荷造りをしていると、「スマホの充電器って飛行機に持ち込める?」「スーツケースに入れて預けても大丈夫?」と迷いますよね。
特にモバイルバッテリーには飛行機への持ち込みルールがあるため、コンセントに挿して使う普通の充電器も同じように制限されるのでは?と思う人もいるでしょう。
まず分けて考えたいのが、バッテリーを内蔵していない一般的なAC充電器と、リチウムイオン電池を内蔵するモバイルバッテリーは別物ということです。
この記事では、飛行機への充電器の持ち込みや預け荷物、コンセント一体型モバイルバッテリーとの違い、機内のコンセントについて分かりやすく解説します。
後半では、スマホ用とノートPC用の充電器を何個も持ち歩かず、旅行の荷物を軽くする方法も紹介します。
スマホとUSB-C対応ノートPCの充電器をできるだけ1つにまとめたいなら、最大65W対応でコンパクトなCIO NovaPort SOLO II 65Wが候補です。旅行や出張で充電器を何個も持ち歩きたくない人は、先にサイズや仕様を確認してみてください。
飛行機に充電器は持ち込める?まず結論
バッテリーを内蔵していない一般的なコンセント式充電器やACアダプターなら、飛行機の機内へ持っていけます。
たとえば、普段スマホやノートPCの充電に使っている次のようなものです。
- スマホ用USB-C充電器
- USB-A充電器
- ノートPC用ACアダプター
- タブレット用充電器
- USB-Cケーブル
- Lightningケーブル
ここで注意したいのは、「充電器」という名前だけで判断しないことです。
| 種類 | 特徴 | 飛行機での考え方 |
|---|---|---|
| 一般的なAC充電器 | コンセントから電力を取り、スマホやPCへ給電する | バッテリー非内蔵の充電器として扱う |
| モバイルバッテリー | 本体にリチウムイオン電池を内蔵する | モバイルバッテリーの持ち込みルールを確認する |
| コンセント一体型モバイルバッテリー | AC充電器とモバイルバッテリーの機能を併せ持つ | バッテリーを内蔵しているため、普通のAC充電器と同じと考えない |
見分けるときのポイントは、本体に充電して電気を蓄えられるバッテリーが入っているかです。
コンセントへ直接挿せる製品でも、本体にバッテリーを内蔵していれば、単純なAC充電器とは扱いが異なります。
コンセント式充電器は預け荷物に入れられる?
バッテリーを内蔵していない一般的なコンセント式充電器やACアダプターなら、モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池を理由とした預け入れ制限の対象ではありません。
そのため、スマホ用AC充電器やノートPC用ACアダプターをスーツケースへ入れて預けることもできます。
USB-Cケーブルなどの充電ケーブルについても同様です。
ただ、預けられるからといって、必ずスーツケースへ入れる必要はありません。
到着後すぐスマホやPCを充電したい場合や、乗り継ぎ・空港で充電する可能性があるなら、充電器を手荷物へ入れておいた方が使いやすいでしょう。
また、預け荷物は移動中に衝撃を受けることもあるため、充電器やACアダプターを入れる場合は衣類の間に入れるなど、破損しにくい状態にしておくと安心です。
飛行機で特に注意したいのはモバイルバッテリー
普通のAC充電器と混同しやすいのがモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーは本体にリチウムイオン電池を内蔵しているため、飛行機では通常のコンセント式充電器とは別に考える必要があります。
2026年4月24日から、日本の航空会社が運航する国内線・国際線ではモバイルバッテリーの機内持ち込みルールが変更されています。
- 160Wh以下のものに限る
- 1人2個まで
- 預け荷物には入れない
- 機内でモバイルバッテリー自体を充電しない
- 機内でモバイルバッテリーからスマホなどへ給電しない
- 頭上の収納棚ではなく、異常時に確認できる場所で保管する
つまり、「充電に使うもの」という点は同じでも、普通のAC充電器とモバイルバッテリーでは飛行機で確認すべきルールが違います。
モバイルバッテリーを持っていく場合は、利用する航空会社の最新ルールと製品の容量表示を確認しておきましょう。

コンセント一体型モバイルバッテリーは普通の充電器と違う
特に間違えやすいのが、コンセントプラグを搭載したモバイルバッテリーです。
壁のコンセントへ直接挿せるので、見た目や使い方はAC充電器によく似ています。
しかし、本体にバッテリーを内蔵し、コンセントから外した状態でもスマホなどを充電できる製品なら、普通のAC充電器と同じではありません。
飛行機へ持っていく前に、製品仕様を確認してみてください。
- バッテリー容量(mAh)が記載されている
- Whが記載されている
- コンセントから外してもスマホを充電できる
- モバイルバッテリー機能があると記載されている
このような製品なら、コンセントプラグが付いていてもバッテリーを内蔵しています。
「コンセントに挿せるか」ではなく「バッテリーを内蔵しているか」で確認すると分かりやすいです。
飛行機のコンセントでスマホやPCを充電できる?
飛行機によっては、座席にACコンセントやUSBポートが用意されています。
ただし、すべての飛行機・座席にコンセントがあるわけではありません。
同じ航空会社でも機材や座席によって設備が異なるため、機内で充電する予定なら搭乗する便の設備を事前に確認しておきましょう。
ACコンセントがある場合
座席に利用可能なACコンセントがあれば、対応する通常のAC充電器を使ってスマホやPCを充電できる場合があります。
ただし、家庭のコンセントとまったく同じ感覚で使えるとは限りません。
たとえばANAでは、シート電源について110V・60Hz、最大消費電力60Wまでと案内しています。また、シート電源やUSBポートを装備していない座席もあります。
そのため、65W対応充電器を持っているからといって、機内のコンセントから必ず65Wで充電できるわけではありません。
機内電源を使う場合は、その航空会社・機材の利用条件を優先してください。
USBポートがある場合
機材によっては座席にUSBポートがあり、AC充電器を使わずケーブルを直接接続できる場合もあります。
ただし、搭載されているUSBポートの種類や出力は機材によって異なります。
「飛行機にUSBがあるから充電器はいらない」と決めてしまわず、搭乗する機材の設備を確認してから荷物を決めるのがおすすめです。
国内線と国際線で充電器の持ち込みは違う?
バッテリーを内蔵していない一般的なAC充電器なら、国内線でも国際線でも旅行用の充電器として持っていけます。
ただし、国際線では航空会社だけでなく、出発国や到着国などの規則も関係する場合があります。
特にバッテリーを内蔵した製品を持っていく場合は、日本を出発するときだけでなく、帰国便についても確認しておきましょう。
また海外旅行では、飛行機へ持ち込めるかとは別に、現地のコンセント形状や電圧も確認する必要があります。

旅行用の充電器は1個にまとめると荷物を減らせる
飛行機へ普通のAC充電器を持っていけると分かったら、次に考えたいのが「何個持っていくか」です。
スマホ用充電器、タブレット用充電器、ノートPC純正ACアダプターをそれぞれバッグへ入れると、充電関係だけでも意外とかさばります。
USB-C PDに対応した機器を使っているなら、必要な出力を満たす小型充電器へまとめられる場合があります。
旅行の荷物を軽くするなら、単純に一番軽い充電器を探すだけでなく、2個持っていた充電器を1個にできないか考えてみるのもポイントです。
CIO NovaPort SOLO II 65W|約74gで旅行にも持っていきやすい
スマホだけでなくUSB-C PD対応ノートPCも持っていくなら、候補になるのがCIO NovaPort SOLO II 65Wです。
USB-Cを1ポート搭載し、最大65W出力に対応。サイズは約52.5×30×26.5mm、重さは約74gと、65Wクラスながらコンパクトに作られています。
プラグを折りたためるため、ガジェットポーチやバッグへ入れるときに出っ張りにくいのも旅行向きです。
入力は100-240Vに対応しています。
スマホ用充電器と大きなPC用ACアダプターを別々に持っている人なら、使用するPCがUSB-C PD充電に対応しているか、必要な出力が足りるかを確認したうえで、1個へまとめる選択肢があります。
Anker Nano II 65W|コンパクトな65W充電器の定番候補
もう一つの候補がAnker Nano II 65Wです。
USB-Cを1ポート搭載し、最大65W出力に対応。Anker独自のGaN IIを採用しています。
サイズは約44×42×36mm、重さは約112g。こちらも折りたたみ式プラグなので、旅行や出張で持ち歩きやすい充電器です。
USB PD対応で、スマートフォンから対応するノートPCまで幅広く利用できます。
CIO NovaPort SOLO II 65Wと同じくUSB-Cが1ポートなので、「複数台を同時に充電する」というより、スマホとPCで使う充電器そのものを共通化したい人に向いています。
飛行機に持っていく充電器を選ぶ5つのポイント
1.バッテリーを内蔵しているか確認する
飛行機へ持っていくときに、まず確認したいポイントです。
普通のAC充電器なら、本体へ電気を蓄えておくことはできません。一方、モバイルバッテリーや充電器一体型モバイルバッテリーは本体に電池を内蔵しています。
見た目や「充電器」という商品名だけで判断せず、製品仕様を確認しましょう。
2.スマホだけなら必要以上の高出力にしない
スマホしか持っていかない旅行なら、必ずしも65W充電器が必要とは限りません。
使用するスマホの充電仕様に合わせて選べば、さらに小さく軽い充電器で済む場合があります。
一方、ノートPCも持っていくなら65Wクラスを選ぶことで、充電器を共通化しやすくなります。
3.ノートPCも充電するなら必要W数を確認する
USB-C端子を搭載したノートPCでも、必要な充電出力は機種によって異なります。
「USB-Cだから65Wなら何でも大丈夫」とは限りません。
旅行用充電器を購入する前に、ノートPCがUSB PD充電に対応しているか、メーカーがどの程度の出力を推奨しているか確認してください。
4.充電器の個数を減らす
荷物を軽くしたいなら、充電器1個の重量だけを見るのではなく、持っていく充電器全体で考えましょう。
たとえばスマホ用30W充電器が軽くても、そこにPC用ACアダプターを追加すれば2個になります。
対応機器を65W充電器1個へまとめられるなら、ガジェットポーチの中もすっきりします。
5.充電器だけでなくケーブルも減らす
充電器を1個にしても、ケーブルを何本も持っていけば荷物はなかなか減りません。
スマホ、タブレット、ノートPCがUSB-Cに対応しているなら、ケーブルを共通化できないか確認してみましょう。
ただし、ケーブル側も必要な充電出力に対応していることを確認してください。
海外旅行ではコンセント形状と対応電圧も確認しよう
海外旅行の場合は、飛行機への持ち込みだけでなく、現地で充電器を使えるかも確認しておきましょう。
国や地域によってコンセントの形状が異なるため、日本のプラグをそのまま挿せない場合があります。
その場合は対応する変換プラグが必要です。
また、充電器本体の入力電圧も確認しましょう。
今回紹介したCIO NovaPort SOLO II 65WとAnker Nano II 65Wはいずれも100-240V入力に対応していますが、海外で実際に使用するときは渡航先の電源事情や必要な変換プラグも確認してください。
なお、変換プラグはコンセントの形を合わせるもの、変圧器は電圧を変えるものです。役割が違うので混同しないようにしましょう。
飛行機に充電器を持っていくときのチェックリスト
- □ 普通のAC充電器か確認した
- □ バッテリーを内蔵していないか確認した
- □ モバイルバッテリーは別にルールを確認した
- □ スマホやPCに必要な充電出力を確認した
- □ 必要以上に充電器を持っていない
- □ USB-Cケーブルなどの本数を確認した
- □ 機内で充電するなら搭乗機材の設備を確認した
- □ 海外ならコンセント形状と充電器の入力電圧を確認した
よくある質問
スマホのコンセント式充電器は飛行機に持ち込める?
バッテリーを内蔵していない一般的なスマホ用AC充電器なら、機内へ持っていけます。
モバイルバッテリーと混同せず、バッテリーを内蔵している製品かどうかを確認してください。
充電器をスーツケースに入れて預けてもいい?
一般的なバッテリー非内蔵のAC充電器やACアダプターなら、スーツケースへ入れて預けられます。
一方、モバイルバッテリーは預け荷物には入れられません。「充電器」という言葉だけでまとめず、製品の種類を確認しましょう。
USB-C充電器は機内持ち込みできる?
一般的なUSB-CのAC充電器なら持ち込めます。
USB-Cは接続端子の種類なので、「USB-Cだから飛行機で制限される」というわけではありません。
ノートパソコンのACアダプターは飛行機に持ち込める?
一般的なバッテリー非内蔵のノートPC用ACアダプターなら機内へ持っていけます。
機内のコンセントを利用する場合は、搭乗する機材の電源設備や出力条件も確認してください。
コンセント付きモバイルバッテリーは預けられる?
コンセントプラグが付いていても、リチウムイオン電池を内蔵してモバイルバッテリーとして使える製品なら、普通のAC充電器と同じではありません。
モバイルバッテリーは預け荷物に入れず、容量や個数など機内持ち込みの条件を確認してください。
飛行機の中にコンセントはある?
機材や座席によって異なります。
ACコンセントやUSBポートが用意されている機材もありますが、すべての飛行機・座席で利用できるわけではありません。
機内で充電したい場合は、搭乗便の機材や座席設備を事前に確認しておきましょう。
65W充電器は飛行機に持ち込める?
バッテリーを内蔵していない一般的な65WのAC充電器なら、機内へ持っていけます。
ここで間違えやすいのが、充電器に書かれている65Wと、モバイルバッテリーの容量を示すWhは別という点です。
65Wは充電器が機器へ供給できる電力の大きさを示すもので、モバイルバッテリーの160Wh以下という持ち込み条件とは意味が違います。
ただし、機内のシート電源には使用できる電力の上限が設定されている場合があります。機内で65W充電器を使う場合は、航空会社の設備・利用条件を確認してください。
まとめ|普通の充電器とモバイルバッテリーは分けて考えよう
飛行機へ充電器を持っていくときは、まずバッテリーを内蔵しているかを確認しましょう。
一般的なコンセント式AC充電器やノートPC用ACアダプターと、リチウムイオン電池を内蔵するモバイルバッテリーでは扱いが異なります。
また、旅行では「充電器を持っていけるか」だけでなく、「何個持っていくか」も荷物の重さを左右します。
スマホとUSB-C PD対応ノートPCを持っていくなら、必要な出力を確認したうえで充電器を1個にまとめる方法もあります。
CIO NovaPort SOLO II 65Wは約74gで最大65Wに対応しているため、スマホ用充電器とPC用充電器をできるだけコンパクトにまとめたい人に選びやすいモデルです。
※2026年9月22日現在の情報をもとにしています。航空会社、路線、出発国・到着国などによって取り扱いや機内設備が異なる場合があります。搭乗前に利用する航空会社の最新情報を確認してください。

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